オープンソースソフトウェア事業

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OSS、アジャイル的開発

日本は、スクラッチ型の開発が主流です。スクラッチ型では、ユーザ企業の要望の多くを取り入れ可能です。
それ自体は大きなメリットとなりますが、運用までの期間や開発工数が大きくなってしまい、ユーザ企業様のご負担の大きいのも事実です。
弊社が推進している、アジャイル的開発では、主にOSSを利用し進めています。
OSSの数は増えており、ユーザ企業様にニーズにマッチしたOSSも多く存在するようになっております。
弊社では、基本的な機能が備わっているOSSを利用することで、まず、開発工数と導入までの期間を最小限に抑えられるようにしています。
また、OSSですので、パッケージ製品とは違い個別の開発、カスタマイズも容易に対応可能ですので、ユーザ企業様にニーズにあった、開発をアジャイル的に進めることも運用までの期間短縮を目指しています。

オープンイノベーション

現在、数多くのOSSやクラウドが発達し、多岐に渡り、多くのサービスが利用できる環境にあります。
スクラッチでの開発でユーザ企業様の要望にマッチしたシステムを構築することも一つの手段となりますが、 現存するサービスを組み合わせて利用することにより、ユーザ企業様の要望に素早く対応することが可能であると 弊社では考えています。
弊社の技術だけでなくあらゆるベンダー企業様や教育機関と連携し技術やアイデアを組み合わせた、革新的なビジネス・研究・製品開発を行います。
オープンイノベーションイメージ
中小IT企業・地域のIT企業・海外のIT企業を直接結ぶイメージ

中小IT企業・地域のIT企業・海外のIT企業を直接結ぶ

弊社では、OSSでのシステム構築を推進しています。
OSSは、基本的な機能を既に兼ね備えており、短い期間でのスタートアップが可能ですので、 弊社では積極的に取り入れ、ユーザ企業様へご提案させていただいております。

OSSは、海外での発信が主流であり、現状では国内からの発信は多くありません。
そのような状況ですので、そもそもOSS製品の情報は現状では多くはありません。
弊社としては、OSS製品の普及にもつきましても力を入れたいと考えており、海外のOSSベンダと中小IT企業・地域のIT企業様につきましても、情報発信をし、OSS製品の普及に努めたいと考えております。

多段階の階層構造問題

現状では、ユーザ企業がシステム開発をする際、多段階の階層構造の開発体制となることが少なくないかと思います。
このような多段階の階層構造では、「中間マージン」が問題となってしまうことがあります。
例えば、単純計算となりますが、5次請けまであった場合で、各社がそれぞれ10%の中間マージンをとったとするとユーザ企業への提供価格は35%の中間マージンが発生することになってしまいます。

但し、各IT企業が得意分野を分担するケースで、それをインテグレーションするIT企業が必要となる場合もあり、
まず、ユーザ企業にとっては、負荷が大きくかかってしまう結果となってしまうケースがあります。

多段階の階層構造問題イメージ
スクラッチ開発偏重問題イメージ

スクラッチ開発偏重問題

日本での開発、「スクラッチ型」が主流となっていますが、「スクラッチ型」での問題点とは、どのようなものがあるのでしょうか?
弊社では以下のように考えています。

「システムが安定稼働するかどうか」が最重要課題となってしまい、以下の内容が十分に検討できずに、 如何に安全にシステムをリリースさせることが最優先になってしまう場合があります。
そのような状況では、「良いシステム」はできません。

【重要な検討課題】

企業の事業推進のために、どのような機能が本当に必要なのか 利用部門が十分にシステムを活用できるように、使い勝手をどうするか そもそも何のためのシステムなのか

また、「スクラッチ型」開発では、作成したコードが膨大となり、維持管理すことに対しても、大きなコストが 見込まれますし、新規に維持管理用に技術者をアサインしたとしても、仕様やソースコードを理解するには多くの時間が掛かります。

弊社では、このような問題を解決し、ユーザ企業様やIT企業様にとって、有益であるIT業界を目指していきます。

脱下請け運動

多くのIT企業は、[多段階の階層構造問題]や[スクラッチ開発偏重問題]の課題や問題を抱えていると考えています。
弊社でも少なからず、このような問題を抱えておりますが、[多段階の階層構造問題]や[スクラッチ開発偏重問題]を解決する為、OSSを利用したシステム提案を積極的に実施しております。
また、OSSを活用し、脱下請けを推進することでユーザ企業様だけではなく、自社にとってもメリットが発生します。

  • ・ユーザ企業様からの直接指名
  • ・社員の意識、モチベーションの向上
  • ・自社の強みの構築

脱下請けは、簡単なことではありませんが、弊社では当取り組みを続けていき、 ユーザ企業様はもちろんのこと、弊社自身及び社員に対しても、ハッピーになれる仕組みの構築していきます。

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