サイボウズOffice乗り換え完全ガイド【2027年対応】(コスト比較)
クラウド・オンプレの違いと、実際の費用感について

結論|「月額費用」だけで比較すると判断を間違えやすいです
サイボウズOffice(パッケージ版)のサービスライセンス期限を見据えて、乗り換えを検討される企業が増えています。
その中で、もっとも多くいただくご相談のひとつが、「結局どれが一番安いのか?」という内容です。
ただ、実際の比較では、
- クラウドかオンプレか
- カスタムアプリを使うか
- 利用人数は何名か
によって、コスト構造がかなり変わります。
そのため、月額料金だけではなく、3〜5年単位で総コストを見ることが重要になります。
今回比較するグループウェア
今回は、サイボウズOffice(パッケージ版)からの乗り換え候補として比較されることが多い、以下の製品を対象にしています。
- サイボウズ Office(クラウド版)
- Garoon(クラウド版/パッケージ版)
- SMALT OFFICE
※価格は2026年4月時点の情報を元にしています。最新価格は各公式サイトをご確認ください。
サイボウズ Office 公式HP↗
Garoon 公式HP↗
まず整理したい|クラウドとオンプレの違い
■ クラウド型
クラウド型は、インターネット経由で利用する形です。
サーバー管理が不要なため、導入しやすく、運用負荷を抑えやすいという特徴があります。
一方で、ユーザー数増加による月額増加、カスタマイズ制限、長期利用時の累積コストなどが発生するケースもあります。

■ オンプレミス型
オンプレミス型は、自社サーバーまたは専用環境で運用する構成です。
初期構築や運用管理は必要になりますが、自社管理できる、業務に合わせた構成を取りやすい、長期運用でコスト差が出る場合があるという特徴があります。

CASE1
カスタムアプリ不要の場合
まずは、もっとも一般的なケースで比較してみます。
条件は以下です。
- 利用人数:300ユーザ
- 利用期間:3年間
- カスタムアプリ利用なし
サイボウズ Office(クラウド版)
スタンダードコースの場合:
7,200円/年 × 300ユーザ × 3年
= 6,480,000円
Garoon(パッケージ版)
■ 1年目
乗換ライセンス
7,000円/年 × 300ユーザ
= 2,100,000円
■ 2年目以降
サービスライセンス(2年更新パック)
3,600円/年 × 300ユーザ
= 1,080,000円
■ 合計
= 3,180,000円
※サーバ費用は別途必要です。
実際には、サーバ費用を含めると、構成によってはGaroonクラウド版より高くなるケースもあります。
Garoon(クラウド版)
10,800円/年 × 300ユーザ × 3年
= 9,720,000円
SMALT OFFICE
3,600円/年 × 300ユーザ × 3年
= 3,240,000円
※ライセンス料に保守費用を含みます。
※プライベートクラウド利用時は別途サーバ費用が必要です。
CASE1比較表
| 製品 | 3年間総額 |
|---|---|
| サイボウズ Office(クラウド版) | 6,480,000円 |
| Garoon(パッケージ版) | 3,180,000円 + サーバ費 |
| Garoon(クラウド版) | 9,720,000円 |
| SMALT OFFICE | 3,240,000円 + サーバ費 |
CASE1のポイント
カスタムアプリを利用しない場合、Garoonパッケージ版とSMALT OFFICEが近い価格帯になります。
一方で、クラウド型は運用負荷を抑えやすい反面、利用人数に応じてコストが増加しやすい傾向があります。
CASE2
カスタムアプリありの場合
次に、業務アプリを利用するケースを見てみます。
条件は以下です。
- 利用人数:300ユーザ
- 利用期間:3年間
- カスタムアプリ(業務アプリ)利用あり
サイボウズ Office(クラウド版)
プレミアムコースの場合:
12,000円/年 × 300ユーザ × 3年
= 10,800,000円
Garoon + kintone
Garoonには業務アプリ機能がないため、一般的にはkintoneを組み合わせる構成になります。
今回は、kintoneライトコースを100ユーザ利用として試算します。(カスタムアプリ利用人数は必要数に応じて試算してください。)
■ kintone
12,000円/年 × 100ユーザ × 3年
= 3,600,000円
■ Garoon(パッケージ版)+ kintone
Garoon:3,180,000円
kintone:3,600,000円
合計:6,780,000円
■ Garoon(クラウド版)+ kintone
Garoon:9,720,000円
kintone:3,600,000円
合計:13,320,000円
SMALT OFFICE
カスタムアプリが標準機能に含まれているため、今回の条件ではCASE1と同額になります。
= 3,240,000円
CASE2比較表
| 製品 | 3年間総額 |
|---|---|
| SMALT OFFICE | 3,240,000円 |
| Garoon(パッケージ版)+ kintone | 6,780,000円 |
| サイボウズ Office(クラウド版) | 10,800,000円 |
| Garoon(クラウド版)+ kintone | 13,320,000円 |
CASE2のポイント
業務アプリを利用する場合、追加ライセンス、別サービス連携、再構築コストなどが発生するケースがあります。
特に、「グループウェア」+「業務アプリ」を別製品で構成する場合は、想定以上にコスト差が出るケースがあります。
実際の比較で重要なのは「今」ではなく「運用後」
実際の現場では、「導入時は安く見えた」というケースでも、
- ユーザー増加
- 業務追加
- 運用負荷
- カスタマイズ対応
によって、数年後にコスト差が大きくなるケースがあります。
そのため、 初期費用だけではなく、運用後まで含めて比較することが重要です。
まとめ|コスト比較は“ライセンス費用だけ”では決まらない
サイボウズOfficeの乗り換えでは、
- ライセンス費用
- サーバ費用
- 業務アプリ費用
- 運用工数
などを含めて比較する必要があります。
特に、「現在の安さ」だけで判断しないことが重要です。
最後に
実際の比較では、利用人数、業務アプリの有無、運用体制、将来的な拡張によって、最適な構成は変わります。
そのため、 まずは現在の利用状況を整理したうえで比較することをおすすめします。
▼便利な製品比較サイトはこちら
https://www.itreview.jp/products/smalt-office/profile
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