Mattermost v11の「10,000メッセージ制限」とは?無料版利用企業が確認したい変更点 - 株式会社ヴィセント

Mattermost v11の「10,000メッセージ制限」とは?無料版利用企業が確認したい変更点

清水 冴佳 清水 冴佳 

カテゴリー:Mattermost  公開:2026年07月03日  更新:2026年7月3日 読了:3分

無料版利用企業が確認したい運用への影響

Mattermost v11のリリース後、「10,000メッセージ制限が追加された」という情報を見て、「無料版を利用している自社も対象なのだろうか」と疑問に感じた方もいるのではないでしょうか。
Mattermost v11では、無償版の構成が見直され、新たに「Entry Edition」が追加されました。実際には、10,000メッセージ制限が適用されるのはEntry Editionのみで、Team Editionには適用されません。

本記事では、v11で追加された10,000メッセージ制限の対象と、無料版利用企業が確認しておきたいポイントを解説します。

10,000メッセージ履歴制限があるのは「Entry Edition」

Mattermost v11では、無償版が「Entry Edition」と「Team Edition」の2種類に整理されました。
Entry Editionは、Enterprise機能の一部を評価できる無償版で、いくつかの利用制限があります。

代表的な制限は次の2つです。

  • メッセージ履歴は10,000件まで
  • 通話は40分まで

つまり、10,000メッセージ制限はEntry Editionの仕様であり、無償版すべてに適用されるわけではありません。

Team Editionはメッセージ履歴制限なし

OSS版であるTeam Editionには、v11以降も10,000メッセージ制限はありません。
Team Editionには10,000メッセージ制限はありませんが、v11では一部の仕様が変更されています。
例えば、次のような変更が行われています。

  • 最大ユーザー数:1,000人 → 250人
  • GitLab SSOの提供終了
  • Playbooksの提供終了

そのため、10,000メッセージ制限の有無だけではなく、v11全体の変更内容を確認しておくことが重要です。

Entry Editionの概要や、v11全体の変更内容については、こちらの記事でも詳しく解説しています。

「無料版だから対象」と誤解されやすい

Mattermost v10までは、無料版といえばTeam Editionを指すのが一般的でした。そのため、v11のリリース情報だけを見ると、「無料版には10,000メッセージ制限が追加された」と誤解されることがあります。

まとめ

Mattermost v11で追加された10,000メッセージ制限は、Entry Editionのみの仕様です。Team Editionには適用されないため、「無料版を利用している=制限対象」というわけではありません。

一方で、v11ではTeam Editionにもユーザー数上限や提供機能の変更があります。
アップデート前には、現在利用しているエディションと、アップデート後の構成を確認しておくことが重要です。

ヴィセントでは、Mattermostオフィシャルパートナーとして、v11へのアップデート相談や構成確認、運用支援を行っています。
「現在利用している環境に影響があるか確認したい」「Team Editionのまま運用を継続できるか相談したい」という方は、お気軽にお問い合わせください。

株式会社ヴィセント:https://vicent.co.jp/

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