OSSニュース,2015-09-05
本記事はAlfrescoのアドオンに関する特集です。
今回はAlfrescoのダッシュレットでYouTubeを閲覧する「YouTube Dashlet」を導入してみました。
Workflow Filter Dashletはneocom社が開発したAlfrescoダッシュレットで動く、ダッシュレットです。
「Workflow Filter Dashlet」は以下のバージョンで動作します。
以下の手順で「Workflow Filter Dashlet」をAlfrescoに適用します。
1.以下のURLから、zipファイルをダウンロードします。https://addons.alfresco.com/addons/workflow-filter-dashlet
2.Alfrescoが動いているアプリケーションサーバーにダウンロードしたファイルをアップロードします。
3.アップロードしたファイルを/alfresco/amps/または、/alfresco/amps_share/に移動します。
例:mv wf-search-share.amp /opt/alfresco/amps_share
4.AMPをインストール
例:/opt/alfresco/java/bin/java -jar /opt/alfresco/bin/alfresco-mmt.jar install /opt/alfresco/amps_share/xxx.amp /opt/alfresco/tomcat/webapps/share.war -verbose
5.apply_amps.shを実行し、AMPを適用する。
例:/opt/alfresco/bin/apply_amps.sh
6.アルフレスコを再起動する。
例:/opt/alfresco/alfresco.sh restart
以上で、適用作業は完了です。
1.Alfrescoにログインし、ユーザーダッシュボードのカスタマイズ画面へ遷移する。
2.「ダッシュレットの追加」ボタンを押下し、「Workflow Filter Dashlet」のダッシュレットを画面レイアウトへドラッグ&ドロップする。
3.以下のように「Workflow Filter Dashlet」が追加される。
・現在進行中のワークフローがトップページで一覧表示されるので管理しやすい。
・過去のワークフローも一覧表示される。
・優先度や期日でソートできる。
・タスクをクリックすると詳細画面を表示することができる。
・画面レイアウトによっては表示が崩れる。
・Alfrescoのワークフローでは現在自分がどのようなタスクを抱えているのかが、一見で分からないが、当ダッシュレットを導入することにによって期日、誰からのタスクか、優先度などが人目で分かり、トップページで確認できる点で優れたダッシュレットであると言える。また、過去のタスクを確認でき、ソート機能を備えている面においても使いやすいダッシュレットである。AMPファイルインストールによる導入方法であるため、jarよりは難易度が高いが、導入価値は高いと考えられる。