OSSニュース,2014-12-05
株式会社インターネットイニシアティブ(IIJ)との共同セミナーを12月5日に実施致しました!
会場には多くの方がご来場されておりました。ご参加頂いた方々、ありがとうございました!
セミナー全体のメインテーマとしては「オープンソースを利用して、システム開発の工数を削減する」というものでした。
企業情報ポータル/CMSである「Liferay」、受発注・在庫管理システムの「iDempiere」の紹介などもされておりましたが、弊社からはドキュメント管理システム(ECM)であるAlfrescoの紹介をさせて頂きました。
私個人については今回発表者側でありながら、プレゼンはしていないため、聞き手側としての感想をさせて頂くと、オープンソースを導入して開発工数削減を図る場合、目的にどれだけそのアプリケーションが適っているかがキーになると感じました。
まずは各アプリケーションの特徴を知り、用件を満たすもの、満たさないものを判別しない限り、実際に工数が減るかどうかは分からないというのが本音です。
しかしながら、例えば「チーム内でドキュメント管理をしたい。その際に簡単な拡張機能が欲しい」など、具体的な要望が固まっている場合は、オープンソースを導入してから考えるというのは一つの手であると考えられます。
弊社のセミナーの中で一番強調させて頂いたのはまさにこの点です。
通常、システム開発には「設計⇒製造⇒テスト⇒運用」といったプロセスを踏んでいかないといけませんが、オープンソースを利用する場合は、基本的な機能が既に備わっている為、すぐに利用でき、初期の工程を全て飛ばした状態で運用を開始できるというメリットがあります。
つまり、元々のアプリケーションに無い機能については、リリースをした後で拡張していくというスタイルが取れるのです。
オープンソースを利用するメリットは他にも幾つかありますが、上記を踏まえて検討してみる価値はあると思われます。
今回のセミナーの内容としては以上になります。
より詳しい情報をお求めの場合は、seminar@vicent.co.jp までご連絡頂ければと思います。
ご閲覧頂き、ありがとうございました。
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来年2015年以降のセミナー・勉強会のスケジュールは現在検討中です。